ロシアの海運/物流サービス企業グループFesco Transportation Groupは11月15日、カスピ海北部のボルガ川河口部に位置するOlya港との協力により今春から開始しているロシア発・イラン向けのトランス・カスピ海一貫輸送サービス“FESCO Russia Iran Service (FRIS)”で、11月12日からイラン発の北航サービスも開始した、と発表した。
サービス初便となる10本の40’リーファー・コンテナ(果実/野菜)は、カスピ海南部のイラン港Bandar-e Anzali港を11月12日に出港して11月17日にカスピ海北部のOlya港に到着予定で海上輸送され、揚げ荷後は、Fescoの一貫手配によるトラック陸送でMoscowおよびNizhny Novgorodまで約2500kmにおよぶ一貫輸送が実施される。最終仕向地到着は11月20日予定で総所要日数は8日間。
この一貫輸送サービス“FRIS”は、ことし3月からロシア発・イラン向けの南航でトライアルが重ねられて実質的なサービスが開始されている。ロシアからの非鉄金属/木材/機械設備、イランからの食料品/建材/石油化学製品を対象にサービスを展開する予定で、Olya〜イラン諸港(NowshahrまたはBandar-e Anzali)間ではFesco独自の定期配船も計画されている。
カスピ海経由のサービスは、陸路に比べロシア〜イラン間の輸送日数短縮や輸送コスト削減をもたらすとしている。