山九のマレーシア現地法人・山九マレーシアは11月16日、同国の国営石油会社ペトロナスによる石油精製から石油化学までの一貫生産を行う新たな石油プラント建設計画「RAPID」(=Refinery and Petrochemical Integrated Development)のうち、エチレン製造設備の建設工事を開始した、と発表した。
同計画は、日産30万バレルの製油所と年間770万トン生産の可能な石油化学製品プラントをあわせたマレーシア最大となる最新鋭製油所を、同国のジョホール州Pengerangで建設するというもの。
山九は、この計画を一括受注した東洋エンジニアリングから、“スチーム・クラッカーコンプレックス”と呼ばれるナフサから高収率でエチレンを生産できる設備の建設を受注したもので、同設備はRAPIDにおける最重要設備であるとされている。
スチーム・クラッカーコンプレックスは総据付重量が約3万トン、工事に係る1日当たりの動員数が500人という大型の建設工事となる。工期は2018年8月までの予定。