現代商船(HMM)は11月25日、韓進海運(HJS)の優良資産であるスペインAlgeciras港のTotal Terminal International Algeciras(TTI Algeciras)の売却優先交渉者に11月24日付けで選定された、と発表した。11月28日から本交渉を開始し、2〜3週後の12月末までにTTI Algecirasの株式100%を買収する本契約をめざす。
TTI Algecirasは2010年に稼働した超1万TEU型にも対応する総面積35万7550m2のコンテナターミナルで、港湾局とは2040年7月までの借受契約が締結されている。水深18m/岸壁延長850m/年間処理能力180万TEUの2バースが運営されており、欧州/南米とアジア/北米を結んだ十字路に位置する戦略ハブとして、Maersk/CMA CGM/China Cosco/MOL/KLなどが利用している。
HMMは現在、Los Angeles/Tacoma/高雄の3港でターミナルを自営、またRotterdam港のRWG(Rotterdam World Gateway)ターミナルの株式20%を保有している。将来有望なTTI Algecirasの取得により、ターミナル事業の強化・拡大を図り、定期船事業の継続に向けた一助とする方針。