ノルウェーの自動車船運航船社であるSiem Car Carriers(SCC)のTim Rufusアジア地域代表(写真左)が来日、日本総代理店ベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパン(飯垣隆三社長=写真右)で会見した。発言の要旨は以下のとおり。
▪SCCは2002年に設立され、2009年から東アジア〜米国西岸・メキシコ西岸航路、2015年にはアジア域内航路と欧州〜米国東岸・ガルフ航路を開始し現在、これらのループで完成車輸送および重量物・長尺貨物輸送を実施している。
▪現在、欧州で7000RT自動車船5隻を建造する計画を進めており、2017年からデリバリーが開始される。このうち2隻はLNG燃料の自動車船で18年に竣工して、大西洋航路に投入する予定だ。
▪自社保有の自動車船隊を2017年には12隻に拡大して、太平洋航路と大西洋航路で各5隻を運航するほか、2隻は定期貸船する。
▪欧米の大手自動車メーカーとの安定的な長期契約に基づいて、来2017年の完成車輸送は50万台を見込む。また、建設機械など重量物・長尺貨物のRoRo荷役による扱い量は20万㎥の見通し。
▪日本市場は新規参入の外国船社には厳しいマーケットだが、健全経営と安定したサービスにより顧客を開拓していく。日本起点だけでなく三国間輸送にも力を入れており、日系大手メーカーとのビジネスの実績もある。
▪昨秋、金沢港でRoRo荷役用の車輪付き台車であるマーフィーと大型牽引車を利用して、北米向けの大型機械を無事に積み出したが、こうした他社には出来ないサービスを提供することで、日本の顧客との良好な関係を構築していきたい。
▪アジアに強い営業基盤を持つベンラインを代理店に、アジア・太平洋航路で実績を伸ばしていく。