ドイツ船社Hamburg Suedのオーナー企業であるDr. August Oetker KGは12月1日、80年以上の歴史を持つ全海運事業の売却を決定し、グループの関連するすべての活動および子会社、資産などをHamburg Suedに集約のうえ、デンマークMaersk Line A/Sに売却する協定を締結した、と発表した。
売却額は未公表だが、関係競争当局などの承認を経て、2017年後半に取引を完了させる予定。
Hamburg Sued(正式名Hamburg Suedamerikanische Dampfschifffahrts-Gesellschaft KG)グループは、傘下にチリ籍のCCNI(Compania Chilena de Navegacion Interoceanica S.A.)やブラジル籍のAliancaなどの定期船ブランドを擁し、130隻/62万5000TEUの船腹量で世界のコンテナ船業界では7位にランクされる(シェア2.9%)。他にトランパーやプロダクト・タンカーなどの海運事業も行っている。従業員数は約6000人で、昨2015年の売上高は約61億ユーロ。
この買収によりMaerskは、現行の15.7%シェアから18.6%へと業界シェアをアップさせ、総船腹量は400万TEUに迫る規模となる。