ドイツ船社Hamburg Suedは既報の通り、現在のオーナー企業であるDr. August Oetker KGから来2017年中にMaersk Line A/Sに売却されるが、Maerskは発表の中で、売却完了後もHamburg Suedと傘下のブラジル籍船社Aliancaは共にブランドが維持され、世界各地の組織体制も変更されないとの声明を発した。Hamburg Suedからも同様の通達が各代理店に届いているという。
Hamburg Suedの通達によれば、「今回のM&Aはオーナーシップの変更で、世界各地の組織や代理店との契約はそのまま継続される」としている。
期限などは明示されていないが、MaerskがHamburg Suedグループのサービスを完全統合した場合、一部トレードで競争法に抵触する水準にまでシェアが高くなってしまうため、別ブランド/別会社での営業が継続されることになる見込み。
ただしMaerskは買収によってHamburg Suedサービスとのシナジー発揮をめざしていくことを明言しているため、多ブランドでの営業展開をいずれ再編・整理する可能性はあるとみられる。
MaerskグループとHamburg Suedグループでは、世界各地の寄港ターミナルにも違いが少なくないため、運営効率化に向けた統合や再編は不可避との観測もある。