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APMTが英コンテナ陸送のPentalver売却、米国Genesee & Wyoming社に
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APMTが英コンテナ陸送のPentalver売却、米国Genesee & Wyoming社に

 Maerskグループのターミナル運営会社APM Terminals(APMT)は12月13日、英国のコンテナ陸送会社Pentalver Transportを米国の国内運送と内陸鉄道ターミナルのオペレータであるFreightliner社の親会社Genesee & Wyoming Inc.(G&W)に売却する協定を締結した、と発表した。売却価格は8700万ポンド(約1億1000万ドル=約126億円)。
 Pentalver社は200台以上のトラック(写真)を保有し、英国国内で年間100万TEU以上のコンテナをハンドリングしているインターモーダル事業者で、1995年からAPMT傘下となっていた。
 APMTのJoe Nicklaus Nielsen港湾投資担当副社長は、「この売却は、APMTのビジネス・ポートフォリオを最適化する戦略を進めていく一環で、Pentalverは成功したビジネスであり、私たちはG&Wという新しい強力なオーナーを発見した。新オーナーはPentalver社の現在の経営体制のもとで、約600人の優れた従業員により、今後も顧客に適切なプラットフォームを提供する」と述べた。
 G&WのJack Hellmann社長兼CEOは、「この買収は、英国におけるインターモーダル輸送を強化していく戦略に合致したもので、より巨大コンテナ船の出現によるミッドランドを中心とした英国のインターモーダル輸送の需要拡大に対して、コンテナの保管/維持/配置を含め最適な輸送サービスを提供可能になる」としている。
 Maerskグループは2017年第1四半期から、Maersk Line(Safmarine/MCC/Seago/Sealandなど地域ブランド船社含む)/APM Terminals/DAMCO/Svitzer/Maersk Container Industriesという運輸・物流系事業部門の5社を、事業ごとのブランドは引き続き維持しながらひとつの組織に統合し、経営資源集中と投資の最適化を図りながら、業務効率化とコスト削減、事業展開のシナジーを発揮して、収益力の回復とROIC(投下資本利益率)の向上をめざしていく戦略を打ち出している。

Last Update : 2016/12/14