国土交通省は1月12日、インドのDelhi〜Bangalore間(約2200km)において、貨物鉄道利用促進の実証事業を実施すると発表した。
今回の実証事業では、(1)ダイヤに基づいた定時運行とリードタイム短縮の実現、(2)共同集荷による鉄道利用促進ーに関しての実験を行う。
実証は1月20日発のDelhi→Bangalore便および1月24日発のBangalore→Delhi便が対象で、貨物列車1編成(80TEU分)を借り切り、定時運行を行うもの。初の試みとして、20’コンテナの一般貨物だけではなく、45’コンテナによる完成車の輸送も同じ編成で併結して実施する。
インドでは、日本側から貨物鉄道ダイヤの設定をインド鉄道省に働きかけ、昨年6月からDelhi〜Bangalore間で週1回の定時運行が開始されている。これにより、従来同区間で7〜10日程度要していたところを、3日以内での輸送が可能となり、リードタイムの大幅な短縮が実現した。今回は同区間で、現行の定時ダイヤに加え、新たな便を追加運行する。
ダイヤ設定後も、トラックからのモーダルシフトが進んでいない状況を踏まえ、今回の実証運行では、日通とインドの物流会社が共同で集荷を行い、貨物鉄道利用の促進を図るとしている。