川崎汽船(KL)は1月25日、東京の本社に、専門紙誌を招いて2017年の新春メディア懇親会を催した。
開会に際し、村上英三社長(=写真)は「運賃市況は昨年10月頃からコンテナ/ドライバルクともに回復傾向をみせ、年末には底離れした。とはいえ需要の伸びは緩やかで、まだまだ供給の方が強い。2017年は辛抱の年だろう。2018年4月に3社コンテナ船事業の統合会社が営業を開始し、2019年にKLは会社創立100周年を迎える。そのため、2017年は次の100年に向けて事業基盤を整える年となるだろう」と述べた。
さらに、「私がDST運行の担当としてLong Beachに赴任した1980年代半ばは、日米自動車摩擦があってあまり良い時代ではなかったが、トランプ米大統領の日本に対する貿易不均衡発言は、当時にタイムスリップしたかと錯覚させる。こうした発言に振り回されることなく、冷静かつ臨機応変にビジネスを進めていく」と不透明な状況への対応を語った。