Maersk Lineは2月8日、2016年通期業績を発表、売上高が前年比12.7%ダウンの207億1500万ドル、EBITDA(金利+減価償却費+税引前営業利益)は54.1%ダウンの15億2500万ドル、通期利益は前年から16億ドルあまり悪化した3億7600万ドルの最終赤字となった。ROIC(投下資本利益率)も前年の6.5%からマイナス1.9%に悪化している。
積み高は前年比9.4%アップの1041万5000FEUと増加したが、FEU当たりの平均運賃収入が1795ドルと18.7%も下落した。燃料費価格の低下などでFEUあたりのユニット・コストは圧縮されたものの、損益分岐点を上回るまでには至らなかった。
前15年後半からの運賃市況の低迷が年間を通して影響した形だが、市況低迷は底打ちの傾向をみせ、四半期ごとの最終赤字額は、16年2Q(4〜6月)の1億5100万ドル、3Q(7〜9月)の1億8200万ドル、4Q(10〜12月)の1億4800万ドルと、赤字幅が縮小する傾向にある。
なおA.P.Mollerグループ全体の2016年業績も、最終損益は189億7000万ドルの赤字となっている。