ドイツの新興船社Zeaborn Groupは2月9日、重量物・プロジェクト輸送専門の独船社Rickmers-Linieを買収することで合意したと発表した。
Zeabornは2013年に設立された多目的船部門をメーンとする海運グループ。今回の業務合併によりZeabornは、Rickmers-Linieの全事業、従業員、経営陣、船隊子会社のNPC Projectsおよびバンカー&チャーターブローカーのMCC Marine Consulting & Contractingの事業運営を全て取得する。Zeabornは7500〜3名万D/Wトン型の多目的船・重量物船隊約50隻を保有することになる。
Zeabornは「グローバルな組織構築の課題に直面していたが、Rickmers-Linieを取得できた点において非常に幸運だった」とコメント。ベルギー、中国、デンマーク、ドイツ、日本、韓国、シンガポール、タイ、米国のRickmers-Linie事務所と広範囲な代理店ネットワークを引き継ぐ予定だ。
ZeabornのOve Meyerマネージングパートナーは 「このユニークなコンビネーションにより、我々は今後、より顧客目線に立った“テーラーメイド”な輸送ソリューションを提供することができる」としている。
また、Rickmers-LinieのUlrich Ulrichs・CEOは、「Rickmers-Linieは今日の厳しい市場状況の中で、事業拡大を考える強力な株主を獲得した」 と述べた。
なお、RickmersグループのBertram R. C. Rickmers会長はテイクオーバーされる新会社の少数部分の株主として今後も個人的に関与する。
Rickmers-Linieの日本法人リックマース・ジャパンは、Zeaborn買収後も引き続き日本法人を務める見通し。