Maersk Line/Mediterranean Shipping Co.(MSC)は2月13日、両社VSAによる東西基幹航路ネットワーク“2M”の2017年4月からのサービス新体制の概要を公表した。アジア〜北欧州航路で“AE7/Condor”(名称はMaersk呼称/MSC呼称の順)が、アジア〜北米東岸航路で“TP16/Emerald”(同)が追加新設され、両社VSAとして提供する各トレード間でのループ数は以下の通りになる。
アジア〜北欧州航路...............6ループ
アジア〜地中海航路...............4ループ
アジア〜米国西岸航路.............5ループ
アジア〜米国東岸航路.............5ループ
米東岸ガルフ〜北欧州航路.....3ループ
米東岸ガルフ〜地中海航路.....2ループ
追加新設される北欧州/米東岸の各ループは以下の通り。AE7/Condorはアジア側寄港地を華東と東南アジア・ハブのTanjung Pelepasに限定し、蘭Rotterdamとドイツ/英国に急行するサービスとして設定されており、上海→Rotterdamのトランジット・タイム(T/T)は25日、Tanjung Pelepas→Rotterdamは18日となる。一方のTP16/Emeraldは華南(香港/塩田)から上海/釜山を経て、パナマ経由で米国東岸南部にノンストップでアクセスする新ルート(復航はスエズ経由の世界一周運航)で、華南から米大西洋岸南部へのT/Tを従来サービスに比べ8日間短縮する。
AE7/Condor:
寧波/上海/Tanjung Pelepas〜Rotterdam/Hamburg/Bremerhaven/Wilhelmshaven/Felixstowe/Antwerp/Le Havre〜Tanger〜Salalah/Jebel Ali〜寧波
TP16/Emerald:
香港/塩田/上海/釜山〜Savannah/Norfolk/Charleston/Miami〜香港
なおMaerskは、MSCとのVSAによる“2M”に属さないサービスとして、別にアジア〜米国西岸航路を2ループ、北米東岸〜北欧州航路で2ループのサービスを提供する。