現代商船(HMM)は2月10日、2016年第4四半期(10〜12月)業績を発表、売上高が前年同期比18%アップの1兆2716億ウォン、最終損益は1861億ウォンの赤字となった。閑散期だったものの韓進海運(HJS)の破綻に伴う積み高増が奏功して収益悪化に歯止めがかかり、最終赤字幅は前第3四半期(7〜9月)の2030億ウォンから改善している。
2016年通期業績は、.売上高が前年同期比19%ダウンの4兆5848億ウォン、最終損益は8334億ウォンの赤字と赤字幅は前年の約3倍に膨らんでいる。
HMMは債権団との債務調整や韓国政府からの支援により財務再建を進め、またMaersk/MSCとの基幹航路提携や港湾インフラ投資により、2017年春からのサービス基盤をほぼ整え終えている。
財務再建による債務圧縮などで負債比率が2015年の2007%から235%まで改善したことを受け、米ムーディーズの韓国子会社である韓国信用評価(KIS)は、HMMの格付を従来の「D」(デフォルト)から「BB」(安定的)に引き上げている。