広島港振興協会(深山英樹会長)は2月8日に広島市内で広島港セミナーを開催した。
冒頭のあいさつで深山会長は「2016年は自動車部品を中心としたタイ、ベトナムなどの東南アジア向けの貨物が大幅に増加し、コンテナ取扱量は25万TEU(速報値)を超え、過去最高を更新した」と、好調な広島港の荷動きを報告した。
セミナーでは、広島県に本社を構えるアヲハタ株式会社の果実原料調達本部の皹直志マネージャーが、「アヲハタにおける広島港活用事例〜現状と課題について〜」と題した講演を行ったほか、ベトナム・ディンブー工業団地の担当者がHaiphong港の整備状況やインフラ開発などを紹介した。
続いて、広島県土木建築局の宮津智文・空港港湾部長が広島港の利用案内や貨物概況について以下のように説明した。
「現在、東南アジア貨物が増えて約3割を占めている。特にタイ貨物はこの4年間で3.8倍増加した。助成金制度は、今年度より輸出貨物に加え輸入貨物も対象にしたことで制度利用者も増え、さらなる貨物増につながると期待している」
「港湾運営会社制度では、効率的なターミナル運営や利用者ニーズに応じたより使い易いサービス提供が可能になる。港湾計画の改訂にあわせて港頭地区の物流拠点用地を早期に整備する事を示し、倉庫不足解消などに寄与したい」と、広島港の利便性向上の取り組みをアピールした。