関光汽船が昨16年1月から開始した、関釜フェリーと韓中フェリーを韓国ランドブリッジで結ぶ、下関〜山東省間の複合一貫輸送サービスで、16年の日本発の輸出実績が前年比3.8倍の604TEUとなり、順調に実績をアップしている。
同サービスは2015年末まで週2便運航されていた下関〜青島直航のオリエントフェリーの代替サービスとして開設されたもの。輸出は下関→青島(LCL & FCL)が週3便、下関→石島(FCL)が週3便の計週6便のサービスを実施している。
関光汽船では輸出の好実績について、週2便だった直航フェリーに比べ、青島・石島向けで計週6便と多便数化したことや、関釜フェリー利用で下関での貨物カットが出港当日となり、利便性やリードタイムが向上したことをあげている。輸送品目は電子部品/建機部品/鉄道部品/釣具/工業原料/衣料副資材など多種にわたるという。
一方、輸入は青島→下関(LCL & FCL)が週3便、石島→下関(LCL & FCL)が週3便、威海→下関(FCL)が週3便の計週9便のサービスを実施しているが、16年の輸入実績は1113TEUで、15年比27%減の水準にとどまった。
LCLは多便数化で15年比19%増の816TEUに増えたが、FCLは297TEUで同64%減となったことによる。FCL減については直航サービスに比べ、複合輸送の積み替えコストなどによる運賃の上昇が要因。
同社では今後、フラットラックなど特殊コンテナを活用して、大型・長尺なども含め輸送貨物の対象拡大を図ることも検討しているという。