Yang Ming Marine Transport(陽明海運)は4月3日、財務状況を発表した。
同社によると、2016年第3四半期の赤字額が1億5100万ドルだったのに対し、第4四半期は6200万ドルまで赤字幅が減少。同社では「既存のベンダー契約を変更・解消したことは一度もなく、 債務不履行に至ったこともない」としている。また、年明けから、北米・欧州航路で運賃上昇が続いており、同社は「この傾向は2017年まで続く」と見込んでいる。
さらに、資本強化計画に沿って、政府系ファンドの国家開発基金(NDF)や台湾ナビゲーションなど計6社に1億6133万株の新規株式を発行し、5440万ドルを調達した。NDFによる増資後の出資比率は約6.39%で、台湾運輸省の既保有分を含め、政府所有の総株式は36.62%に拡大する。NDFは今後もYang Mingへの投資を継続する予定としている。
Yang Mingは業績悪化から財務基盤の改善が急務となり、ことし1月には減資による累損解消に加え、政府や金融機関などを対象とした新株発行、資本注入を行うなどの、資本強化計画を発表していた。