米国船社TBS Pacific Linerは、日本・極東〜中南米西岸間の在来定期配船を、6月末の日本積み船をもって終了し、定期船事業から撤退する。
TBSは極東から中南米西岸向けに、月間1便ベースで在来船を運航している。中南米向けでは鋼材/プラントカーゴ/機械類を、復航ではバルクカーゴなどをそれぞれ輸送している。
同社はリーマン後の2012年に米国連邦破産法11章(チャプター11)を適用申請したが、13年6月に再建計画を完了して定期船事業を継続していた。しかし、現在も中南米向け在来貨物の荷動き低迷が続いているため、撤退を決めた。
一方、2015年から始めた、バルカーの運航プールによる不定期船事業は継続する。運航プールは定期用船とは異なり、船主から委託されたバルカーの運航であがった収益は船主に属すが、オペレータとして収益の一部を得る事業形態。日本法人のTBS Japanは、同事業の拠点として存続する。