日本郵船(NYK)/商船三井(MOL)/川崎汽船(KL)の邦船3社は4月28日、2017年3月期(16年4月1日〜17年3月31日)の連結決算を発表した。
うち定航部門の売上高と経常損益は次のとおり(単位:億円、▲はマイナス)。
16年3月期 17年3月期 増減額/増減率(%)
16年3月期 17年3月期 増減額/増減率(%)
NYK 売上高 7063億円 5859億円 1204億円/▲17.1%
経 常 ▲3億円 ▲127億円 ▲123億円/ー
MOL 売上高 7191億円 6207億円 ▲984億円/▲13.7%
経 常 ▲298億円 ▲328億円 ▲30億円/ー
KL 売上高 6149億円 5190億円 ▲960億円/▲15.6%
経 常 ▲100億円 ▲315億円 ▲214億円/ー
売上高は3社とも前年比▲15%前後も悪化しており、経常収益で3社ともマイナスとなった。経常ベースで赤字額が最も少なかったのはNYKの▲127億円で、KLは▲315億円、MOLは▲328億円で両社とも300億円を超える赤字額だった。
定航は年度前半に、アジア〜欧州航路で歴史的な低水準の運賃市況を記録するなど、基幹航路で厳しい経営環境に陥った。後半に一定の市況回復が見られたものの、業績は昨年度からさらに悪化した。