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邦船3社の定航統合の申請にFMC「可否判断の権限なし」の見解示す
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邦船3社の定航統合の申請にFMC「可否判断の権限なし」の見解示す

 米国の連邦海事委員会(FMC)は5月2日、KL/MOL/NYKの邦船3社がFMCに申請していた「定期コンテナ船事業統合に関する三者協定」を差し戻したと発表した。邦船3社は3月24日に協定書を提出し、却下されなければ5月8日に協定が発効される見込みだった。

 FMCによると、「米国海運法はFMCに統合を審査・承認する権限を与えていない」との見解を示している。このためFMCは、3社が提出した協定は、3社間の合併や買収ではなく、新会社を設立するためのもので、FMCとしては可否を判断する法的権限がなく、管轄外になると判断したもの。

 この発表に対し、海外メディアを中心に「FMCが3社統合を否決」との報道が広まり混乱が生じた。これを受けてFMCは5日付けで追加発表を行い、「今回の判断は、3社による新会社設立が1984年の米海事法の管轄外だとの認識を示したにすぎない」とコメントしている。

 FMCの申請差し戻し、今後の統合作業に影響を与えるものではないとみられる。

Last Update : 2017/05/15