日本通運はこのほど、現地法人の日通国際物流(中国)有限公司と欧州日本通運有限会社が5月22日から、中国欧州間クロスボーダー鉄道輸送サービスの取り扱い都市と輸送ルートを大幅に拡大した、と発表した。
また、ユーラシア大陸内の鉄道を利用した輸送を「Eurasia Train Direct」に呼称を統一し、新規ルートの開発と販売の強化を進めるとしている。
日通の中国欧州間の鉄道輸送は、2015年11月からFCLサービス、翌16年8月からLCLでのサービスを開始したが、今回、FCL/LCLともに発着地の取り扱い都市を拡大したもの(以下参照)。
これによりFCLサービスは、欧州9都市発・中国8都市着/中国9都市発・欧州10都市着に、また、LCLについても、欧州2都市発・中国17都市着/中国19都市発・欧州5都市着にサービスを拡大している。
日通では今回のサービスエリア拡大により、貨物量の多寡に関わらず、顧客から近い貨物鉄道駅からブロックトレインに積載できるため、選択肢が広がり、輸送のリードタイムやコストの削減も期待できるとしている。
また、日通国際物流(中国)有限公司では、昨16年10月にクロスボーダー輸送開発チームを設置して、新たなクロスボーダー輸送商品の開発を進めているほか、中国と香港の日通現地法人やグループ会社を中心とした鉄道輸送拡販チームを結成して、海上輸送・航空輸送と連動したサービス提供を推進しているという。
▪FCL追加分(West Boung)
・成都発→Lodz/Nurnberg/Tilburg
・義烏発→Malaszewicze/Duisburg/Madrid
・蘇州発→Warsaw
・瀋陽発→Warsaw/Hamburg
・長春/西安発→Malaszewicze/Hamburg
▪FCL追加分(East Boung)
・Hamburg発→鄭州/武漢/重慶/哈爾浜
・Brest発→瀋陽/蘇州
・Munich/Budapest発→武漢/重慶
・Lodz発→成都
・Madrid発→義烏
・Nurnberg/Tilburg発→成都/武漢/重慶
▪LCL追加分(West Boung)
・寧波発→Warsaw/Duisburg
・鄭州/重慶/成都/長沙発→Ostrava/Prague
・合肥発→Ostrava/Prague/Warsaw
・天津/青島/済南/深セン/広州/東莞/中山/仏山/福州/厦門/上海/無錫発→Warsaw
▪LCL追加分(East Boung)
・Hamburg発→蘇州/常州/成都/重慶/杭州/黄岩(台州)/江陰(無錫)/金華/馬鞍山/南京/南通/寧波/上海/温州/武漢/揚州/張家港