フォワーダーのKuehne+Nagel(K+N)は、5月から海上輸送によって発生する二酸化炭素(CO2)の排出量を運賃の請求書に記載する取り組みを開始した。
荷主にとって、自社の貨物輸送によるCO2排出量の分析・管理が可能になり、問題意識の向上で環境負荷の削減に結びつく効果も期待している。この取り組みでは、オンラインの海上輸送CO2算出システムである“GSCC”によるデータを使用して、FCL/LCL輸送によって発生するCO2、硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)の排出量を請求書に記載する。海上部分のコンテナ輸送については、コンテナ輸送量の87%を占める船社が参加するCCWG(Clean Cargo Working Group)による、航路・船舶ごとの排出量データをもとに算出する。
また、同社の物流情報管理システムKNLoginとリンクした国際輸送のCO2算出・報告システムGTCCにより、排出量のオンライン監視のほか、削減のための選択肢の提供も可能という。