郵船ロジスティクスは6月16日、大日本印刷(DNP)との共同研究により、陸・海・空における定温での国際輸送を可能とするDNP多機能断熱ボックス(写真)を開発したと発表した。
同ボックスは、通常の断熱材に比べて20分の1の薄さで同等の断熱性を持つ、特殊技術を用いた真空断熱パネルを使用することで、高い断熱性や気密性を確保しているため、電源を用いることなく温度管理が可能となり、さまざまな輸送用途に利用できる。また、内部温度を測定する温度計を標準装備しており、温度のモニタリング機能がある。
海上輸送についても、同ボックスを使用することで、リーファーコンテナを利用しなくても、設定温度の範囲を保ったうえでドライコンテナに積載して輸送することが可能になる。また、リターナブル使用が可能で、保冷用資材の削減や環境に配慮した物流に貢献するとしている。