Maersk Lineは6月26日、自社で開発したリーファーコンテナの遠隔管理システムRCM(Remote Container Management)のサービスを、7月24日から開始すると発表した。
RCMはGPSと通信システムを活用して、リーファーコンテナの位置情報のほか、内部の温度/湿度/空気組成/電源状態などの情報を、Maerskの担当者と顧客の双方が、インターネットを通じて随時、確認することができるシステム。情報は海上輸送中だけでなく、ドアツードアの全行程でいつでもチェックすることが可能で、コンテナの位置情報や内部状況を常に把握できるため、荷主が自社のサプライチェーンの問題点を検証することにも役立つ。
Maerskでは農産物/魚/肉/医薬品など高度な温度管理が必要な貨物にとって、カーゴダメージのリスク低減に貢献するシステムだとして、運航している27万本のリーファーコンテナに、このシステムを導入する。また、ことしの上半期の試用期間だけで、荷主による不適切な温度設定が4500件以上、RCMによって検知されており、このうち200件はMaerskの担当者による現地スタッフへの修正指示により、数100万ドル分の損失を回避できたとしている。