Cosco Shipping Holdingsは7月9日、香港船社OOCLを買収すると発表した。
上海国際港務集団(SIPG)と共同でOOCLの親会社であるOOILの株式を買収する。買収価格は1株当たり78.67香港ドルで、総額は約492億香港ドル(約7200億円)。Coscoが90.1%、SIPGが9.9%を取得する。OOILはCoscoによる買収提案に賛成しており、株式総数の68.7%を保有する有力株主の賛同も得ているという。
Coscoでは合併後もOOCLのブランド、経営体制、香港の本社機能などは維持する方針で、買収完了から2年間は、OOCLの賃金体系や雇用にいかなる変更も加えないとしている。
Coscoは中国海運傘下のCSCLとの統合を経て、現在の運航規模は約175万TEUで世界第4位。これに第7位のOOCLの67万TEUが加わると、現時点の単純合算で242万TEU超となり、約236万TEUのCMA CGMを抜いて、第3位にランクアップする。
Coscoとしてはスケールメリットのほか、OOCLのサービスのノウハウやネットワークを獲得する一方で、OOCLの現在のブランド価値は維持する戦略を展開するもよう。