日本海事センター・企画研究部はこのほど、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2017年6月往航の速報値を発表した。
これによると6月の往航は、前年比2.0%減の130.6万TEUで4ヵ月ぶりのマイナスとなった。一方、1〜6月の累計では4.7%増の775.5万TEUと昨16年を上回る荷動き量となっている。
6月の積み地別では、ベトナム(前年比1.6%増)、インド(2.9%増)、タイ(5.8%増)などが増加したものの、中国(0.6%減)、韓国(8.8%減)、台湾(1.2%減)など主要国が軒並み減少。また、日本も11.4%減の5万2551TEUで大幅なマイナスとなった。
2017年6月 往航 130万5641 TEU (前年比2.0%減)
1〜6月累計 往航 775万5282 TEU (前年比4.7%増)