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MOLが自動車船を那覇に初寄港、沖縄県の中古車輸出・実証事業参画で
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MOLが自動車船を那覇に初寄港、沖縄県の中古車輸出・実証事業参画で

 商船三井(MOL)は7月13日、沖縄県が実施する沖縄振興推進交付金(一括交付金)を活用した“2017年度国際物流関連ビジネスモデル創出事業(中古車輸出ビジネスモデル実証事業)”の受託者にMOLが参加するコンソーシアムが選定されたと発表した。

 コンソーシアムは沖縄県の船舶代理店である(株)オゥ・ティ・ケイを幹事会社とし、IBC Japan(中古車輸出販売)/Autoterminal Japan(輸出前検査)/Japan Forwarding Agency(輸出入手配)にMOLを加えた5社で形成されている。

 沖縄県は観光用レンタカー産業が盛んで、レンタカーとして使用された車両が安定的に供給されるため、将来的に中古車の海外輸出拠点となり得る。同コンソーシアムは今回の実証事業を通じ、沖縄県の中古車輸出ビジネスモデル確立の可能性を探る。

 実証事業では7月21日に、MOLの自動車船として初めてSerenity Aceが那覇に寄港し、ニュージーランド向け中古車を船積みする予定。

Last Update : 2017/07/25