郵船ロジスティクスのミャンマー現地法人Yusen Logistics(Thilawa)Co., Ltd.は7月12日、ティラワ(Thilawa)経済特別区(SEZ)に建設したティラワ・ロジスティクスセンター(右上写真)の開所式を行った。
式には郵船ロジの水島健二社長のほか、駐ミャンマー日本国大使館・樋口建史特命全権大使やティラワSEZ管理委員などが出席した。
郵船ロジの水島社長はスピーチで、「ティラワ・ロジスティクスセンターはミャンマーで提供するコントラクト・ロジスティクスの要となり、近隣諸国をはじめグローバルネットワークにおいて重要な拠点になる。同センターの冷凍・冷蔵・定温スペースや、完成車蔵置ヤードでの各種ロジスティクスサービスを通じて、お客さまのニーズを捉え、最適なサービスを高品質で提供し、ミャンマー経済の発展に貢献していきたい」と述べた。
新施設は敷地面積:約3万m2倉庫面積:約6300m2。約4000m2の完成車蔵置用のヤードを完備しており、車両保管や完成車の納品前点検・補修・部品補給といったPDI(Pre-Delivery Inspection)のほか、通関手続きなど完成車物流サービスも行う。
また、マイナス20℃/5℃/15〜20℃/常温の冷蔵・冷凍を含めた4温度帯の定温保管が可能。
郵船ロジはタイとミャンマー間のクロスボーダー輸送において、同施設をミャンマー側の拠点として活用することで、保管・配送といったさまざまな顧客ニーズに対応していくとしている。
