Kuehne+Nagelの名誉会長で独実業家のKlaus-Michael Kuehne氏が7月13日、Kuehne Holdingを通じてHapag-Lloyd(HL)の株式を買い増して、持ち株比率を従来の14.1%から17.15%に引き上げたと外報が伝えた。
HL株については、株主である欧州の旅行業大手TUIグループが、保有していたHL株式の残り850万株を市場外取引で売却し、コンテナ船事業から手を引くことを7月10日に表明していた。
Kuehne Holdingがこの850万株の一部を買ったもようで、この結果、Kuehne氏を含むHamburgを拠点とする投資グループのHL株の保有比率が、さらに拡大したことになる。