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郵船ロジがNZで自社オペ体制を整備、海上・航空貨物輸送スタート

 郵船ロジスティクスは8月4日、オーストラリア法人のYusen Logistics(Australia)Pty. Ltd.がニュージーランド(NZ)発着の海上・航空貨物輸送の自社オペレーションを開始すると発表した。従来、提携代理店が現地手配していた。

 NZは輸出の6割以上を一次産品が占める農業大国で、乳製品や青果物の輸出が盛んなため、郵船ロジではAuckland市内に保有する物流施設と組み合わせた、自社オペレーションによる総合物流サービスの提供体制を整えたもの。

 Auckland支店を主体に海上輸送はAuckland港で、航空輸送はAuckland/Wellington/Christchurchなど国内すべての空港で、現地オペレーションを自社で行う。また、同支店に併設する物流施設(倉庫面積:約3000m2)では、コントラクトロジスティクス・サービスも実施する。

 郵船ロジは、2016年3月に精密機器輸送に強みを持つHitech社のHitech Asia Pacificブランドの事業を譲受し、NZの国内物流事業に参入した。今後、郵船ロジ・グループのグローバルネットワークを生かしたサプライチェーン・ロジスティクスサービスをオーストラリアとNZの顧客に提供する。

Last Update : 2017/08/10