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敦賀・福井港;東京セミナーで県外からの利用も呼びかけ
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敦賀・福井港;東京セミナーで県外からの利用も呼びかけ

 福井県/敦賀市/敦賀港国際ターミナル/敦賀港利用促進協議会は8月21日、東京・千代田区のTKP東京駅大手町カンファレンスセンターで、「ふくいの港プレゼンテーション2017」を開催した。

 開会のあいさつで、片山富士夫・敦賀市副市長(写真左下)は「敦賀港の外貿定期航路は現在、韓国航路が週4便、韓国・中国航路が週1便寄港している。韓国航路は最短1日で到着するほど速い」と同港の利便性をPRして、利用の検討を呼びかけた。

 あいさつに続き、敦賀港国際ターミナル(株)の担当者による敦賀港の港勢紹介が行われた。その中で、敦賀港は若狭さとうみハイウェイを利用すれば、名古屋まで車で1時間20分、大阪へ1時間30分、神戸へ2時間の圏内にあり、中京・阪神地区の荷主にとって、日本海側のゲートウエー・ポートとして利用価値は高く、実際に2016年の同港の外貿コンテナ実績30万618TEUの約6割が、福井県外の貨物であることなどを説明した。

 続いて県による福井港のプレゼンでは、敦賀港利用貨物を福井港まで保税輸送し、福井港ふ頭用地で荷捌きを行った場合、1TEUにつき5000円の助成があるほか、取扱貨物の利用実績に応じて年間で最大30万円を助成する制度があることが紹介された。

 その後、日通総合研究所の田阪幹雄・専務取締役による“ASEAN統合と東南アジアの物流”の講演があり、講演後、参加者の交流会が行われた。

Last Update : 2017/08/25