日本海事センター・企画研究部はこのほど、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2017年7月往航の速報値を発表した。
7月往航は前年比8.0%増の145.5万TEUで2ヵ月ぶりのプラス、単月としては2016年8月に次いで過去2番目の荷動き量となった。また、1〜7月の累計でも前年比5.3%増の922.4万TEUで過去最高を上回る高水準を維持している。
アジア側の積み地では、中国(前年比8.3%増)が5ヵ月連続でプラスとなったことや、ベトナム(22.4%増)とタイ(20.2%増)がともに過去最高を更新するなど、荷動き増に貢献した。日本積みは、「自動車部品」が8.4%増、「車両機器及び部品」が14.9%増と自動車関連貨物が好調、前年比5.9%増の5.7万TEUと2ヵ月ぶりのプラスとなった。