CMA CGMのアジア〜北米東岸航路に投入されている1万4414TEU積みコンテナ船CMA CGM Theodore Rooseveltが8月22日、パナマ運河を通航した(写真)。パナマ運河拡張後に通航したコンテナ船のうち最大の船型となる。同船はパナマ運河を通航後、Norfork/Savannah/Charlestonを経て9月7日にNew York/New Jerseyに寄港する。
New York/New Jersey港では、ニュージャージー州BayonneとNew York市Staten島を結ぶBayonne橋が大型船寄港の妨げとなっていたが、橋のかさ上げ工事の完了により、1万TEU超コンテナ船の入港が可能となった。同港にはことし7月、ZIM Integrated Shipping Servicesの1万TEU超のコンテナ船が寄港したが、CMA CGM Theodore Rooseveltはそれを上回るサイズのコンテナ船となる。