イラン船社Sapid Shipping(日本総代理店:アトラスシッピング)の在来船Sevgi(2万966総トン)が8月21日、神戸に入港した。
Sapid Shippingはイラン国営船社IRISLの在来船部門が民営化された会社。Sapidとなってから同社船が日本に寄港するのはこれが初めてとなった。
Sevgiは神戸港で、125トンの重量物4基を含む計2500トンのBandar Abbas向け貨物を、艀から本船の200トン・デリックで積み込んだ(写真)。
Sapidは現在、集荷状況により寄港するセミライナー配船を行っているが、インフラ整備に伴うイラン向け在来貨物の増加で、日本でも在来船の輸送需要が高まることが見込めるとしている。