商船三井(MOL)はこのほど、インドSwan Energy Ltd.社(以下、SE社)が主導するインド西岸グジャラート州のLNG受入ターミナル建設・運営プロジェクトにおいて、事業主体であるSwan LNG Pvt. Ltd.(以下、Swan LNG)と、FSRU(浮体式LNG貯蔵再ガス化設備)1隻の長期保守操業およびFSU(浮体式LNG貯蔵設備)1隻の提供・長期保守操業に関する契約を締結した。
インド初の新造FSRUプロジェクトとして、同州ジャフラバード地区沿岸に防波堤・桟橋を備えた港湾を建設して、FSRUとFSUを係留し、FSRU上でガス化されたLNGを陸上へ送出する(イメージ図参照)。
FSRUはSE社の子会社が保有するが、MOLは共同保有事業に参画するオプションを有しており、行使については本船竣工までに決定する予定。また、MOLはSwan LNGに出資を行い、ターミナル運営のテクニカルパートナーとしてプロジェクトに参画していく。ターミナルの操業開始時期は2020年前半の予定。