Cosco Shipping Linesグループは9月5日、シンガポール船社Pacific Int'l Lines（PIL）とコンテナ船を相互に定期用船する協定を締結したと発表した。

　CoscoがPILに5500TEU型×6隻を、PILがCoscoに6500TEU型×1隻および4250TEU型×5隻の計6隻を、それぞれ用船するもの。

　Coscoでは米国南西部／ニュージーランド／アフリカ／インド航路で船隊整備が必要となったためとしており、PILから必要な船腹を調達する一方、余剰船をリースすることで船隊の合理化を図る。

　CoscoはPILに対し、Cosco Shanghai（5446TEU）／Xin Xia Men（5668TEU）／Cosco Antwerp（5446TEU）／Xin Chang Shu（5688TEU）／Xin Fu Zhou（5688TEU）／Cosco Hamburg（5446TEU）を用船する。期間は9月5日から2018年4〜6月まで。用船料は1035万ドル。

　一方PILは、Kota Cantik（6606TEU）／Kota Laju（4250TEU）／Kota Layar（同）／Kota Lambang（同）／Kota Lumayan（同）／Kota Latif（同）をCoscoに用船する。用船期間は9月5日から18年4〜7月までで、6隻合計の用船料は852万ドルとなる。