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三井物産が北米トラックリース会社PTL社の株式を追加取得
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三井物産が北米トラックリース会社PTL社の株式を追加取得

 三井物産は9月8日、米国を中心にトラックリース・レンタル事業およびロジスティクス事業を展開するPenske Truck Leasing Co., L.P.(以下PTL社)のリミテッドパートナー(以下LP)持分を現行の20%から追加取得することに関係者間で合意し、関連契約書を締結したと発表した。

 三井物産は投資子会社を通じてPTL社LP持分10.0%をGE Capital Global Holdings, LLC(以下GEC)の傘下投資子会社2社から約4億3500万米ドル(約480億円)で取得する。また同様にPTLの23.4%持分保有者であり、三井物産が株式の18.1%を保有するPenske Automotive Group, Inc.(PAG)もGEC社の傘下投資子会社2社から5.5%を取得、結果として、PTL社の持分保有比率はPenske CorporationおよびPAG社の合計で70.0%、三井物産30.0%となる。

 PTL社は北米でトラックのサービス付リース、法人・個人向けレンタル、保守請負事業を主に展開する最大手企業のひとつ。25万台超のトラック、トラクター、トレーラを保有・管理している。また、子会社のPenske Logisticsを通じて、北米/南米/西欧諸国/アジアでロジスティクス事業を展開している。

 三井物産は国際総合輸送サービス事業会社のPAG社の経営をPenske社とともに担っている。米国においては持続的な人口成長および荷動きの増加が見込まれ、環境規制対応による機材高度化等も相まって、トラックリース需要が堅調に伸びている。三井物産では、これらを踏まえてPTL社の高い成長性に確信が持てたことから今回追加持分取得を行うことを決定したとしている。

Last Update : 2017/09/15