独Rickmers Holdings AGは9月7日、同社のグローバル船舶管理事業を、独船社Zeabornグループと前会長のBertram R.C. Rickmers氏のコンソーシアムに売却すると発表した。
船舶管理事業の売却については、債権者委員会からの承認を得ており、残る連邦カルテル事務所の承認を得て完了する。売却額は数千万ドルとされており、Zeabornなどのコンソーシアムは、Rickmersグループの残りの事業も買収して引き継ぐ計画。
Rickmers Holding AGはことし4月、重量物船社Rickmers-Line(旧Rickmers-Linie)をZeabornに売却。その後、経営再建案を策定したが、主要債権者が拒否したことで同計画を実行できなくなり、6月にHamburg地方裁判所に破産申請している。