Maerskグループのターミナル運営会社APM Terminals(APMT)は9月11日、ベルギーZeebrugge港で運営するコンテナ・ターミナル(CT)をCosco Shippingグループ傘下のCosco Shipping Ports(中遠海運港口)に売却すると発表した。
現在、同CTの出資比率はAPMTが51%、上海国際港務集団(SIPG)が25%、Coscoが24%となっている。APMTがSIPGが保有する株式25%を買い取った後、自社保有分も加えた76%をCoscoに売却する。これにより同CTはCosco100%出資となる。売却額は3500万ユーロ(約46億円)。APMTでは、2017年11月末までに売却を完了する予定としている。
APMTとCoscoはエジプト/Vado(イタリア)/青島/広州でCTを共同運営している。