商船三井(MOL)/西日本流体技研/ナカシマプロペラが共同開発したプロペラ装着型省エネ装置PBCF(Propeller Boss Cap Fins、写真)が、「2017年日経地球環境技術賞」の優秀賞を受賞した。
PBCFは、プロペラ後方に発生するハブ渦を消すことでプロペラ効率を高める装置で、非搭載船と比べ3〜5%の省エネ効果を実現する。
1987年の販売開始以来、全世界で3200隻超の船舶に搭載されており、ことし5月にはフィンの形状や高さに改良を加えて、省エネ効果をさらに向上させた新型PBCFの販売を開始した。
また、ことし1月にはカナダVancouver港の環境プログラム"EcoAction Program"で、プロペラのキャビテーション(水中で気泡が発生・消滅していく現象)を減らすことにより水中騒音を低減させ、海中に生息する哺乳類の生体への影響を軽減させる技術としてPBCFが認定され、その装着船に対する港費優遇措置の運用が開始された。