日本通運は、日本メーカーの米国向けECを全面的にサポートする新サービス「海外展開ハイウェイ」の運用を10月から開始した。
同サービスは、「日本産品の輸出促進プロジェクト」として中小企業庁の企画から誕生したもので、日本メーカーが海外展開を行う際にネックとなっていた、コスト/販路/輸送日数などの課題を解決する。
新サービスは、海外販売実現までの、(1)法令確認/(2)貿易事務/(3)国際輸送/(4)海外ECサイトへの商品登録/(5)ECサイトでの販売/(6)消費者からの問い合わせ対応/(7)国際決済/(8)プロモーション、といった8項目のサービスをパッケージで提供する。
出品者は、申込書の送付/利用料金の支払い/日本国内指定倉庫へ納品、の3つを行うだけで利用可能で、手続きはすべて日本語で行えるという。
日通では各種手続きの代行によって顧客の手間が軽減されるほか、日本から米国向け国際輸送を、従来の航空での小口混載から、出品者の貨物をまとめて海上コンテナ輸送による現地倉庫保管に切り替えることで輸送コストが低減されるため、米国の消費者向けに手頃な価格で販売できるといったメリットがある。また、出品者は海外に在庫を持てるようになるため、購入者への配送がスピーディーになる。
日通では今後、米国だけでなく、欧州/アジアなどへ同サービスの展開を拡大していく予定。また、同じ国・地域の中で複数のECサイトや実店舗で販売を行うなど、販売チャネルの拡充を図っていく方針。