大手港湾オペレータPSA Singapore Terminals Pte. Ltd.は7月31日、カナダ西部でターミナルを運営するAshcroft Terminalの株式60%を取得すると発表した。
Ashcroft Terminalは、Vancouver港から東に約300kmの内陸港湾施設。320エーカー(約130万m2)の自由貿易産業用地で構成されている。
Canadian National鉄道、Canadian Pacific鉄道など鉄道路線も充実しており、カナダのみならずVancouverからChicagoおよびその他の北米間の輸出入貨物を取り扱っている。
また、農業/鉱業/林業/石油・ガスを含む天然資源産業などの分野の貨物を取り扱っているほか、船積み管理/鉄道車両の保管/物流サービスなどを提供している。このほど発表された2800万カナダドル(24億円)の投資により、内陸港としてのコンテナ取扱能力をさらに強化する予定。