船社と荷主/NVOCC間の輸送契約を仲介するITプラットフォームのNYSHEX(New York Shipping Exchange)は7月23日、現代商船(HMM)が新たに出資メンバーに加わったと発表した。
NYSHEXは昨17年、Hapag Lloyd/GE Ventures/Goldman Sachsの共同出資により発足した。NYSHEXでの契約には法的拘束力があり、荷主としては船社から各サービスの運賃やスペース、スケジュール順守率などが明示され、ブッキング時にこうした運賃やスペース提供が保証される。また、船社側としてもオーバーブッキングによる積み残しといった課題解決につながるという。
NYSHEX参加船社はMaersk/CMA/Cosco/Hapag/OOCLに続きHMMが6社目。HMMは8月6日からアジア発・北米向けでサービスを試行する。