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国交省がア・太平洋地域PSC研修で外国船舶の検査能力向上を推進
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国交省がア・太平洋地域PSC研修で外国船舶の検査能力向上を推進

 国土交通省は8月20日(月)〜9月14日(金)の4週間、東京MOU(アジア・太平洋地域におけるポート・ステート・コントロール=PSCの協力体制)主催のPSC官に対する研修に協力する。

 PSCとは寄港国の権利として、自国に入港する外国船舶が国際条約の基準を満たしているか検査して、不適合であれば排除(入港拒否等)できる制度。研修前半の2週間は、横浜市で国際規則やPSC実施に関する講習を行う。後半の2週間は全国10ヵ所の地方運輸局等で、ベテランPSC官の指導のもと、外国船舶に対するPSCの実地訓練を行う。

 今回は東京MOUの20ヵ国のうち14ヵ国・地域が参加するほか、他の地域からもギニア/ジョージア/セントルシア/インド/セイシェル/ヨルダン/オマーン/サウジアラビア/チリの9ヵ国が参加する。

Last Updated : 2018/08/17