商船三井(MOL)は、国内市場において公募形式によるグリーンボンド(第20回、第21回無担保社債)を、8月と9月にそれぞれ発行する。すでに、発行に関して第三者機関からセカンドオピニオンを取得している。
グリーンボンドとは、調達資金の使途を環境改善効果のある事業(グリーンプロジェクト)に限定して発行する債券。商船三井の環境に対する積極的な取り組みを、幅広いステークホルダーに理解してもらうため、機関投資家だけでなく個人投資家も対象としている。事業会社が個人投資家を対象としたグリーンボンドを発行するのは国内初となる。
それぞれ、5年もの/発行額50億円で、(1)バラスト水処理装置、(2)SOx(硫黄酸化物)スクラバー、(3)LNG燃料船、(4)LNG燃料供給船、(5)新型PBCF、(6)ウインドチャレンジャー計画が、資金の主な使途。