Mediterranean Shipping Co.(MSC)は、2020年1月からのSOx(硫黄酸化物)排出規制強化に対応し、2019年1月1日から既存のBAF(燃油価格調整料)に代わる新たな“Global Fuel Surcharge”を導入する。MSCが9月24日に発表した。19年1月からの新BAF導入発表はMaersk Lineに続きMSCが2社目となる。
MSCでは、「SOx規制対応準備として年間20億ドル以上のコストが発生している」としており、新チャージ導入で硫黄含有量0.5%以下の低硫黄燃料への切り替えコストに当てる方針。
新チャージは、世界の主要燃料港における燃料価格と輸送時間、燃料効率や貿易関連要因などを換算してコストを策定する。
新SOx規制は船舶から排出される温室効果ガス抑制を目的としており、現在は特定区域を除いて燃料油の硫黄含有量が3.5%以下に規定されているが、これが20年1月から同0.5%以下に厳格化される。
SOx規制対応については、CMAも追加コストが必要とし、BAFなどで補填することを発表している。