Maersk Lineはこのほど、ブッキングサイトでの予約から確定までの待ち時間を、従来の2時間以内から数秒にまで大幅に短縮したと発表した。
「即時予約確認サービス」は業界初となる。Maerskでは、顧客が航空チケットを予約するのと同等の感覚でコンテナのブッキングを行うことができるとしている。
同サービスの利用者は、船舶スペースやコンテナデポの空コンテナ在庫のほか、関連サービスの状況がブッキング時に即座に確認可能となる。
また、ブッキング確定までの待ち時間がなくなるため、後の段階で予約が取り消されるという事態も解消されるという。
以前は船のスペースや空コンテナの在庫状況がブッキング時点では分からなかったため、結果として後でブッキング数全体の約10%ほどがキャンセルや代替サービスに振り分けられるといった事態が発生していた。Maerskでは、こうしたフォローアップに付随する顧客とのやり取りが同社カスタマーサービス業務の約15%を占め、毎月20万件にのぼるメールのやり取りがあったという。
新サービス開始に伴い、Maersk Appを経由してスマートフォンなどのアプリでもブッキングを行うことが可能になり、モバイル端末が主要な作業ツールになっている国においては、スマートフォンなどによるブッキングの即時予約確認が有効になるとしている。
同サービス導入時はMaerskのほかSeaLand-A Maersk、Safmarineの各ブランドにおいてもドライカーゴに限り使用が可能となる。リーファーカーゴや危険品、内陸コンテナヤードでの利用については、2019年にサービスを追加する予定。