Mediterranean Shipping Co.(MSC)は、2019年1月1日から新たな燃油チャージとして課徴するBRC(Bunker Recovery Charge)の料率を発表した。
MSCではBRC導入については9月24日に発表済みだが、今回、具体的な航路別の料金設定などを明らかにしたもの。規制強化で燃油の硫黄含有量が現行3.5%以下から、0.5%以下に強化されると、同社だけで年間20億ドルの追加費用が発生するため、事業継続にはBRC導入が不可欠であると荷主に理解を求めている。
BRCでは投入船サイズ/消席率/往復航インバランスなどにより、航路別に係数を設定している。
現在、MSCが燃油関連で課徴しているBUC/FAD/EFSといったチャージは、19年1月からBRCが取って代わるが、沿岸排出管理区域(ECA)に関するチャージは維持される。
19年の第3四半期までは含有量3.5%の燃油料金を基準にBRCを算出し、第4四半期からは0.5%の適合油での算出に移行する。見直しは1ヵ月毎。下表はMSCのアジア航路でのBRC課徴額。
