外航船舶代理店業協会(JAFSA)は1月17日、都内のホテルで2019年の賀詞交歓会を開催した。
飯垣隆三JAFSA会長(ベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパン会長)は、「ことしは変化が多い年で、5月に改元、6月に大阪でG20、9月にはラグビーワールドカップ開催、10月の消費税引き上げなど、日本に直接関連するものだけでも目白押しだ。海外では英国のEU離脱など懸念材料が多く、こんな時には円高になる傾向がある。我われの業界はこれまでにも、極端な円高を乗り越えてきた。良くも悪くも世界に変化があると、ビジネスチャンスが生まれる可能性も出てくる」とポジティブな見解を披露した。
さらに、「ことしの方針として、海外の業界団体との協力を密にして、国際的な活動に力を入れたい。一方、日本においては地方創生の一助として、地方での活動を強化する。日本も経済の中心である東京とは別に、政治の中心を地方都市につくれば、地方が再生・成長するのではないか」との意見を披露した。
続いて、来賓を代表して国交省海事局外航課の大坪新一郎次長と、東京港埠頭(株)の平野裕司社長があいさつし、JAFSAの飯田輝智 副理事長(名港海運専務取締役)による乾杯の発声があった。