日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計に基づく「アジア〜欧州間の2018年11月コンテナ荷動き」は、往航が前年比2.3%増の125.5万TEUで4ヵ月連続のプラスとなった。1〜11月の累計は1470.2万TEUで過去最高を維持している。
アジア側の主要積み地は、中国(1.8%増)、韓国(2.2%増)、ベトナム(9.4%増)などがプラスとなり、日本も13.8%増の3万8507TEUと8ヵ月連続増と好調だった。
一方、復航は4.3%減の65.2万TEUで3ヵ月ぶりにマイナスに転じたものの、1〜11月の累計では702.0万TEUで過去最高の17年に次ぐ荷動きを維持している。アジアの主要な揚げ地は、日本やタイ、マレーシアなどを除いて軒並みマイナスとなった。
