Swireグループのシンガポール船社China Navigation Company (CNCo)は、独Hamburg Suedとドライバルク事業を買収することで合意した。1月21日に両社が発表した。
買収対象はHamburg Suedの不定期船部門であるRudolf A. Oetker(RAO)、シップブローカーリングのFurness Withy Chartering、南米域内船社Aliancaのバルク部門Aliabulkの3社となっている。タンカー事業のRAO Tankersは今回は対象外。
Hamburg Suedのドライバルク事業はHamburg/London/Melbourne/Rio de Janeiroを拠点として、ハンディからパナマックスまで中小サイズのバルカー45隻を運航している。
CNCoはドライバルカー/多目的船を主体に135隻を保有・運航している。また、ドライバルク部門であるSwire Bulkを2012年に設立し、ハンディ/スープラ/ウルトラマックス・サイズの自社船および長期・短期のチャーター船を100隻以上運航している。